隊員紹介

●不登校支援活動
現在、児童生徒４名の特性に応じて午前、午後、夕方の三部制で活動しています。
児童生徒の人格・特性を尊重し共感と合意に基づいた学習支援を展開しています。
また学校、家庭、町民の方から子育てなどの相談にタイムリーに対応しています。
●講演・研修講師活動
枝幸町内の小学校、中学校、高等学校で全校生徒への講演会を開催しました。内容は「人間の在り方（社会のかかわり）生き方（個としての自己実現）」です。
また教師力の向上を図るため授業と生徒指導について教員研修会を開催しました。
●朝の挨拶活動
教員になってから２４年間校門前で登校する生徒・学生に挨拶を行ってきました。
その一環として、枝幸でも小中学校で朝の挨拶活動を校門前で行っています。言葉で子ども達の心にふれることでチャンス相談などを展開しています。

高校退職時、専門学校退職時と二度枝幸町の教え子から熱いラブコールがありました。今回札幌でサードステージも決まっていましたが、教え子達の「先生みたいな人が枝幸に必要だ」の一言で心に火がつき協力隊に応募しました。
また枝幸町は高校教師として初めて赴任した町で、私を育て成長させていただいた町でもあります。
枝幸町の不登校児童生徒率は全国平均を超えており、子ども達のためにいままで培ってきた教育に関する力量を発揮できると考え応募しました。

不登校は取り巻く環境によっては、どの児童生徒にも起こり得るものとして捉え、最善の利益を最優先に支援するため４月に枝幸町教育支援センター「ありのまま」を設立しました。
子ども達が将来、悩み苦しみつつも、心に喜びを抱いて前向きに生きて人生を楽しんでほしいと思います。
そして人生は限りなく深く面白いことを体験してほしいと思います。