隊員紹介

・域内のITリテラシー向上
マイナンバーカードの保険証利用やマイナポータルの使い方について、町民向けに説明会を行っています。身近な問題の提起から実際に触れていただく体験型の構成にし、スマホの操作は地元の高校生に手伝っていただくことで、楽しみながらデジタルに親しんでいただけるように工夫しています。

・窓口業務DX
現状の課題を洗い出すため、窓口業務を担当している職員にヒアリングを行い、ライフイベント毎の申請や手続き業務のプロセスマップを作成しました。また、担当者間で共通の問題意識を持つことや、職員目線での課題を引き出すことを目的に職員研修を行いました。

・町内サービスポータルサイトと官民データ連携基盤構築
官民データ連携基盤を活用して、町内サービスの利便性向上を図るとともに、利用者向けにポータルサイトの周知活動を行っています。また、町民の利便性の向上とともに職員の業務負担を軽減するため、町内施設の予約サービス導入を検討しており、予約から利用までのフローチャートの作成等準備を進めています。

大学時代を十勝で過ごし、部活で熱気球に関わっていたことから、もともと上士幌町に関心を持っていました。今年の２月に札幌で行われた『地方で働くこと』をテーマとした交流イベントに参加した際に、上士幌町の取り組みを知り、その中でICTを活用したまちづくりに特に興味を持ちました。地域おこし協力隊になることで、地域の人達と関わりながら、社会に貢献していると実感しながら働くことができると思い応募しました。

ICTを活用した上士幌町の取り組みやそのサービスの利便性を向上させるとともに、デジタル分野が苦手な方や抵抗がある方も誰一人取り残さないように、町民の方と町の取り組みを繋げる役割を担っていきたいと思っています。現在、任期が終了した後の具体的な目標は定まっておりません。3年間の活動を通して、自分が生涯続けていきたいことを見つけたいと思っています。