先輩隊員の活躍を見てみませんか?
農業・林業
・農家研修
継承予定の農園で就業しています。年間を通して機械類の操作やメンテナンス、作業の要領、作業時期の決め方、圃場観察のポイント、決算、投資判断など親方の営農そのものを学んでいます。農家になることの難しさを痛感する日々ですが、その面白さを実感する毎日でもあります。
・農大研修
北海道立農業大学校で開催される外部性向けの講座を受講しています。これまで北海道農業の基礎知識から営農学術、トラクター整備の実技講習、フォークリフト等の技能講習などを受講しました。学習ポイントが整理されていて、着実な技術養成に繋げやすいです。
・生育調査
滝川市では市内農家のUターン農業後継者等を対象にした「農業塾」という研修プログラムがあり、その行事に参加しています。農業改良普及センターを講師に招いた作況調査や土壌分析、お米の食味試験や道内研修、道外研修などの行事にも参加しました。
当時は滋賀県にある農場で働きながら新規就農する方法を模索していました。就農地選びは失敗できないポイントです。先進的な北海道農業に憧れつつ、自身とのギャップは大きいと感じていました。解決策を求めて、大阪で開催された「新・農業人フェア」に参加しました。そこで滝川市農政課の方々とお会いし、地域おこし協力隊として3年間の研修期間を経て、第三者継承するというプロセスに深く感銘を受け、この上ないチャンスだと思い応募しました。
研修受入先農業者(親方)が目標です。緻密な段取りから熟練の作業工程を重ねて、優秀な品物を作る技術にはいつも感服しています。機械のメンテナンスも財務管理も自分で行っています。営農に関わる技術分野は多岐にわたりますが、その全てに精通した姿はまさに目標そのものです。長期的な目標としては、後継者問題は繰り返すべきでないと考えています。家業農業を起点に、従業員の雇用と継承者としての育成、経営継承までを繋ぐプロセスを構築したいです。