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岩見沢市
岩見沢市は、札幌や新千歳空港から車で約１時間、豊かな自然に恵まれた、空知地方における行政・産業・経済・教育文化などの中心都市です。
しかし、急速な人口減少や少子高齢化により、かつて炭鉱地区として栄えた東部丘陵地域（万字・毛陽・美流渡・朝日など）においては、高齢化率が50％を超えており、地域活動の担い手となる世代の不足、学校や保育園へ通う子供たちの減少、生活の足となる公共交通、食料品や日用品の買い物をする場所といった生活面の不安など、コミュニティとしての課題が顕著となっています。
このような中で、将来にわたって地域コミュニティを持続していくためには、地域外の新たな人材が地域に暮らす住民との信頼関係のもと、共に地域での暮らしの魅力の市内外への発信や地域での活力創造を図り、新たに地域に関係する人を掘り起こす必要があります。
このように東部丘陵地域での暮らしの活性化を図るため、岩見沢市では、活動終了後に、当市において起業・就職して定住する意欲のある方々を対象に、「地域おこし推進員」（国の「地域おこし協力隊」制度を活用）の募集を行います。
(1)任期終了後の暮らし方を見据えた地域おこし活動
※地域おこし推進員の任期 は最長３年です。任期終了後に当市でどのような暮らしをしていくかを見据えて、ご自身の活動とつなげた地域おこし活動をしていただきます。
(2)地域の困りごとの解決を図る地域コーディネート活動
※活動の中心となる東部丘陵地域は、最近では若い移住者の方が増えてきている一方、人口減少・高齢化による暮らしの困りごとなど様々な課題を抱えています。地域おこし活動を通じて、移住者の人々、昔から住んでいる地域の人々、地域の外の人々をつなげるコーディネート活動をしていただきます。
(3)地域活動への参加及び活動支援
※地域の中にはお祭りや地域サロンなどの様々な地域活動があり、活動を通して地域コミュニティが維持されています。可能な限り地域行事に参加するとともに、行事が継続していくことができるように地域活動の支援をしていただきます。
(4)その他、市が必要と認めた活動
※その他、地域にとってプラスとなる事業に取り組んでいただきます。
雇用ではなく委託契約であるため、始業・終業時間や休暇などの規定はありません。事前に市と協議のうえ、活動形態を決定します。
【業務委託契約】
・岩見沢市との雇用関係はないため、ご自身で国民健康保険、国民年金等に加入してください。
・推進員としての業務に支障がない範囲で副業を行うことができます。
・委嘱期間は委嘱の日から令和７年３月31日まで
・次年度以降については、活動状況や実績を勘案して最長３年まで委嘱期間を更新することができます。
(1)基本分 月額上限 208,000円
(2)活動経費分 月額上限 60,000円
※(1)、(2)は活動内容・状況により減額する場合があります。
※推進員活動に係る旅費や消耗品費等の経費は委託料に含みますが、委託業務とは別に市が依頼する業務等に係る費用は、予算の範囲内で市が負担します。
・推進員活動の拠点として市が提供する住居に入居していただきます。
・光熱水費及び赴任する際の費用は自己負担となります。
・冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ガス台、電子レンジ等の家電製品や生活必需品についてはご自身で用意してください。
・地域での活動や暮らし、任期終了後の生活について相談できる体制を用意するとともに、地域おこし推進員としての活動に必要な研修や起業・就業に向けた研修等のバックアップを行います。
・委嘱期間終了の前後１年以内に、起業のための補助金を活用することができます。
【申込方法】
郵送またはEメール
【提出書類】（提出された書類は返却いたしません）
(A)指定履歴書（カラー写真付） １部（様式１）
(B)活動目標レポート １部（様式２）
※『３「地域おこし推進員」として取り組みたい活動内容』について
・参考資料をもとに、東部丘陵地域での活動を企画し記入してください。（採用後に企画した内容の実施を義務付けるものではありません。）
・以下のいずれかのテーマで記入してください。（これ以外のテーマも可）
「芸術・文化」
「観光・スポーツ・アウトドア・アクティビティ」
「歴史・伝統・産業」
(C)誓約書 １部（様式３）
(D)住民票（申込日前１か月以内のもの） １部
【選考の流れ】
(1)書類選考
提出いただいた書類の選考を行い、結果を応募者全員に対して電話またはＥメールと文書で通知します。
(2)面接
書類選考合格者を対象に面接を行います。日程は、書類選考の結果を通知する際にお知らせします。
なお、面接は原則として岩見沢市内で実施し、移動に係る交通費等の経費は自己負担とします。
(3)最終結果通知
面接後、速やかに電話と文書で合否を通知します。