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2024年09月18日
不定期シリーズ企画の第６弾は新得町と帯広市への訪問です。
vol.1帯広市に続きvol.2では新得町への訪問をお送りします。
元新得町地域おこし協力隊（2013年4月から2016年3月）
来年、起業から10年の節目を迎えます。
現在の様子をお聞きしました。
〔開店前の店舗内小上がり席でインタビューを受ける岩本裕司さん〕
鶏の飼育から解体まで一貫して行い、３年間、養鶏場と食鳥処理場との往復の日々だったそうです。
「駅前に良い空き店舗がある」
役場からの情報が起業のきっかけとなりました。
元々、大手居酒屋チェーンの店長経験もあり、店舗の改装やメニュー開発などはお手のもの。
すぐに自費を投じて「壱杯家」の開業準備を始めました。
〔JR新得駅前に店舗を構える「壱杯家」〕
起業後は、これまでの経験や実績を活かし、観光客を相手に順調に売り上げを伸ばしていましたが、新型コロナウイルス感染症の流行により観光客が激減、これまで経験したこともない状況の中、本当に苦労したそうです。
その後、知恵を絞り、地鶏専門のメニューから地元の方が好むメニューに切り替えるなど、何とか営業を続けてきたおかげで、現在では地元の方が頻繁に訪れる『憩いの場』のようなお店として愛されています。
〔まだまだ豊富な地鶏メニュー（すべて新得地鶏メニュー）〕
私は取材日に夕食を「壱杯家」で頂こうと思っていましたが、店は予約で満席でした。
無理を言って開店直後の１時間、席を用意してもらいました。
開店から数十分の内に２階席も含めて満席になる盛況ぶりでした。
岩本裕司さんは、『人生万事塞翁が馬、災い転じて福となす』を地で行く御仁でした。
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新得地鶏本家 壱杯家
北海道新得町本通北１丁目53-４
電話：0154-67-7533
営業時間：17:00～0:00（LO：23:30）
定休日：日曜日
カウンター４席 小上がり６人掛け×３席 ２階３室（最大30名収容）
〔Facebook〕
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