お知らせ

第１弾から１ヶ月が過ぎてしまいましたが、３月19日に後志総合振興局で開催された「令和５年度後志地域おこし協力隊研修・交流会」に参加したので、その概要を報告します。

 

講演では、余市町でワイナリー『(株)Domaine Bless』を経営している本間裕康さんが講師に招かれ、後志管内で起業した先輩移住者の立場で、よそ者が地域に溶け込むまでの苦労や努力、さらには心構えや方法のほか、余市町の花形産業である加工用葡萄の生産農家として起業するまでの経緯、将来の展望や夢などをお話しになりました。

 

本間さんは札幌市出身で、前職は医療技術職に従事。趣味だった国内外のワイナリー巡りの中で余市町の葡萄に出会い、2014年に移住を決意。翌年から葡萄栽培を始め、2020年に念願のワイナリーをオープン。併設されている土日限定のカフェやゲストハウスでのワイン提供など、積極的に余市町のワイン普及に取り組まれています。

 

また事例紹介では、後志管内の地域おこし協力隊経験者として、喜茂別町の加藤朝彦さん、神恵内村の木滑雄太さん、積丹町の皆川公信さん、仁木町の嶋倉健悟さん、前田将克さん、余市町の本間明子さんの６人から、幅広く活動事例などが紹介されました。

 

会場には現役隊員を中心に約40名が集まり、真剣な面持ちで熱心に頷きながら耳を傾けていました。後志管内の隊員の意気込みと本気さが伝わる研修会・交流会でした。

 

地域おこし協力隊サポート推進室が企画・参加する令和５年度のイベントや研修はこれが最後になります。

来年度も研修の企画やイベントなどへの参加をしていくので、４月以降も引き続きよろしくお願いします！