最新の情報をお届けします
2024年12月11日
地域おこし協力隊サポート推進室の地域おこし協力隊の木内です!
道内の市町村で活躍する地域おこし協力隊インターンにインタビューした内容をQ&A方式でまとめました。
地域おこし協力隊インターンの詳細は、特集ページをご覧ください!
第3弾は、9月12日に取材した十勝管内の上士幌町(地域紹介ページ)で活動していた大学生です!
今回はインタビューに加えて、インターンの活動報告会も見学することができました。
※現在(2024年12月)の上士幌町に関する募集情報
A:
主なミッションは「上士幌高校の公式インスタグラム(Instagram)運用」です!
日々の活動としては、高校の授業見学や放課後見学を通して、インスタグラム投稿用の素材集めを行います。そこから、授業風景や部活動の様子、上士幌高校の先生インタビューを作成して投稿しました。
その他の活動として、上士幌高校の生徒との交流会を実施しました。
中野さんが運用した「北海道上士幌高等学校」のアカウントはこちら
A:
上士幌町の中高生の自学自習のサポートや大学生との対話を行う教育プログラムに参加したことがきっかけです。
教育はすぐに数字に現れる取組ではないと思いますが、行政が教育に価値を感じて、このようなプログラムを実施している上士幌町はステキな町で、貴重だと感じました。
また、4日間のプログラムだったのですが、もう少し長く、北海道や上士幌町に関わりたいと思いました。
地域で暮らすこと、働くことで見えてくる町の姿や町民の皆さんを見てみたいと感じました。
あと、山形県西川町でも地域おこし協力隊インターン活動経験があったので、制度のことを知っていたこともきっかけになっています。
A:
食べ物がとっても美味しいです!上士幌ポーク、無人直売所の野菜どれも美味しかったです。
あと、無人直売所というシステムが機能していること自体にとても驚きました。
A:
インターン受入先の教育委員会の皆さんには本当に良くしていただきました。3週間という短い期間にも関わらず歓送迎会を開いていただいたり、ランチに町の飲食店に連れて行ってもらったり、おかげさまで町内の飲食店はほぼ制覇したかもしれません。
また、町内の施設である起業家支援センター「hareta(ハレタ)」に地域の人たちが沢山集まっており、「hareta(ハレタ)」のイベントで地域の方々とお話することができました。その繋がりから、地域の方々からお裾分けをいただくなど、人の温もりを感じることができました。
A:
やはり、「先生インタビュー」です!
授業見学をさせていただく中で、上士幌高校の先生方の個性が授業にも表れていると感じ、とても面白かったです。今回3名の先生方へのインタビューを通じて、教えている科目の魅力、生徒たちへの思いを聞かせていただけたことが印象に残っています。
A:
上士幌高校は多様な生徒が集まる高校と聞いていました。その中で、生徒たちがのびのびと学校生活を送っています。
吹奏楽部の定期演奏会に参加した際には、卒業生や吹奏楽経験者の先生が演奏会に参加する場面もあり、みんなで作り上げた演奏会に感動しました。涙を流す町の方や同級生の生徒たちもいて、町の人が高校生に関心を向けていたり、同級生同士で純粋に応援する関係性がステキだと思いました。
A:
通常は出入りすることのない外部の大学生が学校に出入りするため、最初は学校との関わり方が難しかったです。一方でインターン生としての実績を残さなくてはいけないという気持ちもあったので、どう行動していくか考えることが多かったです。
さらに先生方に負担を掛けたくないと考えたため、先生方からの信頼も同時に得る必要がありました。
町民の皆さんに堂々と活動発表を行う中野さん
A:
上士幌町で今回教育に携わりましたが、別の地域で同じようにできるとは限らないと思いました。
その地域の状況や人との関わりで「暮らしと仕事」は変わると感じました。
都会ではない地域で働くことは、暮らしと仕事が密接に関わって、地域との関わりを積み重ねていくものだと実感することができました。
インターン後も北海道を回っていきたいです!仕事だけではなく、暮らしや人の繋がりも見て、自分は地域で何をしていきたいのか選択肢を広げていければと考えています。
A:
私の周りにいる大半の大学生は、卒業したら東京や大阪などの大手の企業がある都心で働きます。今回のインターンをきっかけに、全ての若者が都心に出る必要はなく、若者が地域にいることも大事であり、多様な働き方や暮らし方があっても良いと思いました。
滋賀県東近江市の出身で、何もない地域と思ったこともありましたが、生まれ故郷を大切にしたいと再確認できました。
中野さんには、最初厳しいことを沢山伝えました。その思いに応えてくれるように、中野さんはとても良く働いてくれました。コーディネーターのような役割を果たして、先生方と生徒を上手く繋いでくれました。中野さんの企画である「教員インタビュー」は、先生方が自分自身を振り返る良い機会となり、先生方の心に火を付けてくれました。
中野さんにはこのまま移住してほしい!
役場と学校の間に立って上手く調整役をこなしてくれました。また、自身の軸もしっかりとしていました。地域の人からお裾分けをもらったり、学校の先生と食事を一緒にしている姿は、彼女の素晴らしい人柄のおかげです。
上士幌町として、彼女は初めての地域おこし協力隊インターンでした。私は彼女が困ったときにサポートし、朝や終礼時にはミーティングも行いました。ただ、それも最初だけで、最後は自立してくれました。
中野さん(真ん中)、中津さん(右)ありがとうございました!